行ってきます!みんな待ってて!!らんくす君??~ラリージャパン2007参戦記(25)~ [ ラリージャパン2007]
昨日、大変残念なことがおきました。
2008年度チームスギヤマのオーナーにと名乗りをあげていたミスターKが、事情により、撤退を表明されました。
ミスターK 『オーナー兼監督させてもらうよ。』
ミスターK 『もう一台ランサーでも作って、らんくすと二台体制で行こうか!』
ミスターK 『いっそ、残りのWRC、フル参戦で行こうか!』
ぶぶにゃん 『へ(@@´ )ノいやっほぅ!!』
ところが‥‥。
ミスターK 『だめかぁ。┐(´ー`)┌』
期待のサッカーくじtoto、はずれちゃったそうです。
チームスギヤマはチームKとして生まれ変わり、6億円の潤沢な資金を元に大きく飛躍する‥‥!!
予定だったんですけどねぇ。
ヾ(@@^;)ゞうへへ
というわけで、たとえびんぼープライベーターチームでも想いは誰にも負けてなかった、てんやわんやのラリージャパン2007参戦記第25弾です。
SS23のゴール後、競技車達はそのまま団子状態でサービスパークを目指していた。
時間はない。
でも、慌ててはいけない。
ここはリエゾン、一般道。
ラリーのルールより、その国の交通ルールが優先。
当たり前のことである。
そんなこと、選手は皆分かっている。
だから、はやる気持ちを抑えながら、皆、落ち着いた走り。
やっと辿り着いたサービスパークのTC(タイムコントロール)。
しかし、やはりここでも何台もの競技車がたまっていた。
Tさん 『慌てないで!大丈夫ですから!!』
オフィシャル役員のTさん。
常に適確、正確な指示、判断、アドバイス。
選手にとっても安心感、信頼感が非常に高いTさん。
この場にTさんが居てくれるというだけで、場が引き締まる。
もう誰も慌てない。
選手達は、順々にタイムカードを渡し、パルクフェルメに入って行った。
さぁ、30分のサービスイン。
サービス隊の最後の戦いが始まる。
(洗車時間もなく、どろんこのらんくす君、サービスイン。)
(サービス隊、ありったけの技術と熱意をらんくす君に注ぎ込みます。)
・ 下まわりチェック。
・ 左後ろボディー付近からカチャカチャ音あり。
チェックしてください。
・ タイヤ、あるなら4つ新品に交換。
・ フロントウィンドウはよく拭いてください。
・ あとは、お任せします!!
余計な説明はもういらない。
だって、彼らはチームスギヤマのサービス隊だもん。
ひげおぢおさん、ぶぶにゃんは、コンテナハウスの中へ。
昨日と違い、ぶぶにゃんの背中の痛みも落ち着いている。
食事も出来るかな、んにゃっ、むしろお腹空いてるかも!!
と、テーブルの上には!!!
(」゜@@゜)」(」゜@@゜)」(」゜@@゜)」オオオオオッッッ
いくら丼!!
さすが、北海道。
サービス時間にいくら丼を食べれるなんて‥‥。
(゜@@Å)ホロリ
あぁ、ラリーやってて良かった!!
でも、食べすぎ、満腹は厳禁。
まだ午後のステージがあるんだもん。
半分食べたところで、泣く泣く断念。
。・°°・(*>@@<*)・°°・。えーん
ぶぶにゃん 『行ってきます!ガッツ!(・@@・)Ω』
みんなが心を込めてらんくす君を送り出す。
絶対、大丈夫。
無事に帰って来るよ。
みんな待ってて!!
(サービスアウトのTCに並ぶらんくす君。)
(LEG3、さぁ最終日午後のラリーが始まる!)
あと、SSは残り4本。
もうあと4本しかない。
いやっ、まだ4本もあるんだ!
ひげおぢさんの調子も上がってきている。
どこまで、S選手のシビックとのタイム差をつめられるか。
目指すはRERA KAMUY、SS24。
プル、見ててね。
残りのSSはたった4本。
でもそこで、ぶぶにゃんは最高の‥‥!!
そんなこんなのお話はまた次ね。
LEG3、最終日なんだね、らんくす君??~ラリージャパン2007参戦記(24)~ [ ラリージャパン2007]
昨日は実家でたこ焼きパーティ。
具材には、たこはもちろん、えび、イカ、お餅、ベーコン、チーズ、ソーセージなどなど。
中でも、ぶぶにゃんのおススメは明太子!
一緒にお餅やチーズを入れるとさらに美味!!
定番のたこよりむしろ好きかも。
というわけで、ラリーではやっぱり全然定番ではないらんくす君で挑んだ、てんやわんやのラリージャパン2007参戦記第24弾です。
毎年レキ車がスタックするという、とっても悪路なつなぎを越え、次はSS23PENKE1、22.19km。
オフィシャル 『中間地点にFIVが止まっているかもしれませんので、
注意して走行して下さい。』
FIVとは、ラリー中に何かあった時に駆けつけるオフィシャル医療チームの車。
何か大きな事故があったんだろうか?
ぶぶにゃん 『道とは関係ない?』
オフィシャル 『もしかしたら、コース上かもしれません。』
う~ん、気を付けなければ!
このコースはおぢさん曰く、
SS23 : 前半が下りでところどころきついコーナーがあるけど、
ほとんど2速で曲がれる。
右側が川で、路面が濡れてるところが多い。
中盤は少し上ってまだ下って変化のあるコース。
後半は大きなコーナーが多くだらだら下り。
午後(PENKE2)は、西日が眩しかったね。
(走れ!らんくす君)
途中、ハザードを点滅させながらペースダウンしたブーンに遭遇。
即、鮮やかに避けてくれたのでほとんどロスはない。
その後、道の左側で落とせ落とせ踊りをしている赤っぽい服の人に遭遇。
その先には、ワンボックス車やら引き上げ車輌やら、何人もの人がいる。
これがスタート地点で言ってたやつかも。(・@@・)ノ
その先左側には、こちらを向いて止まっている競技車輌のランサー。
でも、道幅的には問題なく横を通り抜けることだ出来る。
スローダウンさせながら、人も車も無事にパス!
次はL6(左6)からL4(左4)。
よっしゃ、仕切りなおし、一気に加速だいっ!
O( `@@´)乂(`@@´ )O キアイイレロォ!!
とっところが、L6を抜けると一台のオフィシャル車がハザードをつけて停車。
むしろ、こっちのほうにびっくり。(・@@・;)
どうしても、こういうトラブルポイントをクリアした(と思った)後は、
『行くぞっ!!』っていう心理が働いてしまう。
もちろん、慌てるなぁ、気を付けろぉとも思ってるけど。
多分今回の場合は、なんか事情があったんだと思う。
でも、こんな風に離れてコース上に止まっていると、ちっとばかしびっくりしちゃうんだなぁ。
ヾ(;´@@`Aアセアセ
でもまぁ、加速と言っても所詮らんくす君だし、その次はL4、速度コントロールはしていた。
なんで、たいした速度でもなく、こちらも無事に横を通過!
もおぉ、大丈夫だよね。
(;¬@@¬) じ~っ
でも、そこはラリー。
いつどこでどんな障害(車や倒木や鹿さん!?)があるかも分からない。
細心の注意を払いながら、SSゴールを目指す。
十分気を付けながら、めいっぱい速くねっ、ひげおぢさん! (*^@@^*)
で、らんくす君は、無事にSS23ゴールラインを通過。
(^ @@^)3 ほっ。
ところが、その先のストップポイントでは前走車が何台も並んでいる。
さっきのランサーのところで競技車輌が止められ、団子状態になってしまったのかもしれない。
もしかしたら、このSSはキャンセル!?
(´@@`;) う~ん
結局ここはSSとしては成立していたものの、半数近くの車輌が同タイム(16分24.5秒)となっていた。
後半走行順のトラブルに関係したと思われる車のタイムをみな同じにしたのであろう。
よくある措置であり、妥当なものである。
なんだけど、タイムを競えるSSが一個減ってしまったのよねぇ‥‥。
でも、これもラリー!
なんだなっ!!o(・@@・)9"ガンバ!
LEG3、午前中のSSはこれでおしまい。
昨日までに比べたら、今日の路面状況は全然いい。
ぶぶにゃんの背中への負担も小さく、あそこまでひどい痛みにはなってない。
ひげおぢさんもらんくす君に慣れてきて、走らせ方を掴み始めたらしい。
ペースもどんどんよくなって来ている。
それに、サービス隊が施してくれた様々処置のおかげで車自体の動きも悪くはない。
もちろん、ミッションはあくまでも応急処置のままで、がごんがごんと音はものすごいし、最後までもってくれるのかも分からない。
でも、今はサービス隊の技術を信じよう。
さぁ、とにかく、サービスパークに戻ろう!
でも‥‥。
もうすぐ、ラリーが終わっちゃうんだ。
ラリーに出る、そして無事にゴールする。
なんと言っても、これが一番の目標。
このために、みな頑張ってる。
でも、なんだかまだゴールしたくない気分。
このまま終わっちゃうのがもったいない……。
いつもラリーに出ると、
『早く終わってほしい、無事に終わってほしい』
心の中ではそう思ってる。
でも、なぜかラリージャパンだけは違う。
三日目になると、いつも複雑な気分。
らんくす君に乗ってラリーしているこの時間が愛おしい。
沿道で手を振るラリーファン、前後を走る競技車。
視界には入っているのに、ものすごく遠く感じる。
我々がゴール出来ようが出来まいが、あと何時間かすればこのラリージャパンは終わる。
それは理解している。
でも実感は湧いて来ない。
うまく説明できない複雑な気分。
さぁ、もう少しでサービスパーク。
今はとにかく、ひとつひとつのナビ作業をちゃんとやろう。
ゴールまであと少し。
でも、思い出はまだまだ増えて行きます。
そんなこんなのお話はまた次ね。
この瞬間に感謝!らんくす君??~ラリージャパン2007参戦記(23)~ [ ラリージャパン2007]
“栄養をつけよう”第二弾として、今日はビックマックセットを買って来ました!
注文するときはやっぱり恥ずかしいけど、ここは風邪を治すため!
(でも、さすがに恥ずかしいんで、テイクアウト。)
で、もちろん、完食!!ヽ(´@@`)ノ おなかいっぱい♪
外は雪。
真っ白な雪に埋もれたせりかちゃん。
でも、その赤色はやっぱりかわいい。
らんくす君は?って言いますと、新オープンロードにいます。
あんなに広くなったんだから、きっと屋根の下にいるよね。
ねっ、ひげおぢさん。
というわけで、てんやわんやのラリージャパン2007参戦記第23弾です。
2007年10月28日(土)
とうとう、Leg3。
2007年ラリージャパンの最終日。
今日のスタートは7:22。
後ろから3番目。ヾ(@@^;)ゞうへへ
前はなんと、おなじA7クラスのシビックタイプRのS選手。
どうやら、S選手はミッショントラブルのためLeg2でスーパーラリーしたらしい。
S選手も大量減点をもらって、こんな後ろまで下がって来ていたのである。
で、ぶぶにゃん達とのタイム差は2分16秒。
大差と言えばまだまだ大差だけど、そこはラリー。
何があるか分からない。
バースト一回すれば、簡単にひっくり返る差である。
それに、今日は最終日。
完走モードとはいえ、それなりには走ってくれるはず。
だとすれば、数少ないA7クラスのS選手のタイムは、らんくす君にとって重要なターゲットタイムになる。
A7クラスが3台揃った今日。
らんくす君の走りが、そもそもいけてるのか全然だめなのか。
今後に向けて、そこらへんのデータも欲しい。
よっしゃ!!
O( `@@´)乂(`@@´ )O キアイイレロォ!!
その他にもいろんな選手が後方に下がっている。
みんなスーパーラリーを使って、それでもがんばって完走を目指しているんだろう。
あっ、ランサーのY選手もこんなところ。
おもちゃ会社がスポンサーについた、にこにこカラーリングがかわいい。
ぶぶにゃん 『おはようございます。お久しぶりですね。』
Y選手 『お久しぶりです。あっ!痩せました?』
ぶぶにゃん 『いや~ん、うれしいなぁ~。(*^@@^*)えへへ♪』
海外転勤から帰国したY選手はもと全日本チャンピオン。
やっぱりいい人だぁ~。
うんうん、見る目あるし、正直だしね♪
まずは、パルクフェルメから車を出して、10分間のサービスへ。
(サービス隊による最終確認)
(チームメンバーと記念撮影)
さぁ、いよいよスタート。
今日は新得方面。
過去2回、走ったことのあるコースばかり。
今年のレッキはまともに出来てないけど、道のイメージは沸く。
ひげおぢさん 『次はあそこで、その次はあそこでしょ。』
おぢさんはリエゾンも覚えてしまっている。
ひげおぢさん 『ナビ、いなくてもいいよ、降りる?』
ぶぶにゃん 『(`@@´)ムフ~
じゃぁノートは誰が読むのよぉ!!』
ひげおぢさん 『じゃぁ、ぶぶにゃん、SSのスタートで乗せてあげるよ。
そこで待ってな。』
ぶぶにゃん 『ブ~ブ~!“(*`@@´*)ノ彡☆バンバン!!』
まずは、SS21 RERAKAMUY1、8.76km。
おぢさん曰く、
SS21 : 朝日が眩しくて、時々目の前が真っ白になったね。
コーナーでそうなると怖かったよ。
コース的には、路面は柔らかめ。
コーナーは掘れてて轍が出来てる。
スピードののるストレートはあまりない。
まぁ、関東でいえば路面のいい走りやすいコースみたいな感じ。
さぁ、スタートライン。
前の黄色いシビックが勢いよく飛び出して行く。
まずは、ストレート100、その後右6。
らんくす君スタート!
今までと違い天気が良いのはいいんだけど、その分日差しが眩しい。
コーナーを出た瞬間、目の前が真っ白!
そんなところも何箇所も出てくる。
無理せず、慌てず、落ち着いて行こう。
途中ランサーが一台横に止まっていたものの、他にコースアウト車はいない。
最終日の一本目。
みんな慎重に走っているんだろう。
ひげおぢさんも、車をいたわりながらまずは無難にゴール。
結果、61位/74台中。
シビックS選手には8秒負け。
でも、車の状態も悪くはない。
ってか、もちろんミッションは相変わらずがごんがごんいってるけど、もう信じるしかない。
うん、走ろう!らんくす君!!
次は、SS22 PANKE NIKORPET1、17.04km。
おぢさん曰く、
SS22 : 前半の路面は、岩とかが出てるややごつごつした感じ。
後半は、コーション(注意)、橋が結構あって、クランク状になってるから、
気をつけなければいけない。
長いストレートはあんましない。
昨日までとは違い、下が堅くてそれなりに荒れてるから、
これはこれで、速く走らせると車への負担がきついかな。
(スタート地点がもうギャラリーポイント)
(走ってます!まだまだ走ってます!!)
結果、54位/74台中。
A7クラスでは一番手のタイムで、シビックとのタイム差を12秒縮める。
なんだか、やっとラリーらしいラリーになってきた気分。
あぁ、最初からこうして走れれば‥‥。
ブンブン(>@@< )( >@@<)ブンブン
そんなこと考えてる場合じゃない。
今を大事にしよう。
この瞬間に感謝しよう。
LEG3、最後の最後までチームスギヤマは戦い続けました。
他チームと、ラリーそのものと、そして、自分達と。
そんなこんなのお話はまた次ね。
車もぼろぼろ!人もぼろぼろ!らんくす君??~ラリージャパン2007参戦記(22)~ [ ラリージャパン2007]
『泣いたり笑ったりうれしかったり悲しかったりだね。』
昨日の夕方見たダカールラリーのTV特番。
あの増岡浩選手が言ってました。
あっ、おんなじ。(*^@@^*)えへへ♪
ぶぶにゃん達のラリーとおんなじだ。
ダカールラリーもWRCも、そしてプロもプライベーターも、同じなんですね。
というわけで、てんやわんやのラリージャパン2007参戦記第22弾です。
ひげおぢさん 『おっとっとぉ~。(◎0◎)』
ぶぶにゃん 『だから、気を付けて走ってって言ってるでしょぉ!!
o(T@@To) クゥ』
林道SSを走り終えたとはいえ、まだまだサービスパークは遠い。
まずは山を降り、さらに高速道路に乗って帰らなければならない。
ひげおぢさん 『気抜くと忘れちゃうんだよねぇ。
ブレーキ、効かないの。ヾ(▽^;)ゞうへへ』
ぶぶにゃん 『ゆっくりでいいから、ちゃんと帰ろうよぉ。
もう怖いのいやだよぉ。(ノ@@<。)うっうっうっ』
それにしても、背中が痛い。
スーパーラリー適用を決め、気が緩んだのだろうか。
背中とシートの間に手を入れてみたり、さすってみたり。
でも、痛さは増す一方、吐き気すら出てくる。
早く帰りたいよぉ。(ρ@@;)ぐすん
途中、サービス隊に電話連絡。
車の状況を伝える。
ひげおぢさん 『ブレーキホース、持ってきてたかなぁ。』
でも、今はサービス隊に任せるしかない。
うちらはとにかく無事に帰ろう。
ってか、気抜かずに運転してぇ~!!
やっとのことで、なんとか辿り着いたサービスパーク。
遠くには、OBIHIROスーパーSSのスタートを待つラリー車達が見える。
照明に浮かぶその姿。
一緒に走りたかったなぁ‥‥。
ちょっと寂しい。
いや、ぶぶにゃん達だってまだ戦ってるんだ。
それに、これから、またメカニックさん達の戦いが始まる。
早く、テントに向かおう。
でも、実は、この後あんまし記憶がない。
あまりの背中の痛さにコンテナハウスで倒れこんだぶぶにゃん。
そういえば、ひげおぢさんに足蹴にされたような‥‥。
しまいにゃぁ、なんとスポンサー様としてめちゃくちゃ協力して下さってるTRDのIさんにマッサージしてもらう始末。
遠く東京からこのラリージャパン応援に駆けつけた名ナビゲーターMちゃんもコンテナに遊びに来てくれた。
(実はMちゃんは、以前ぶぶにゃんのナビをしてくれたこともあり、そのとき初めてペースノートってもんを教わったというぶぶにゃんとっての大先生でもある。)
でも、正直まともに会話できた記憶がない。
監督から調べものをするようにと指示を受けたものの、気がついたら、机に突っ伏してそのまま寝ていたのである。
その間、メカニックさん達はもちろん、らんくす君と奮闘。
監督も部品調達で走り回ってたらしい。
(ブレーキホースは結局、ダイハツさんが荷物から探して譲ってくれたのである。感謝、感謝。)
(北海道の寒さの中、メカニックさんの戦いは続く。)
(昨日、木片で作ったミッション用臨時ストッパーに変わって、新しいストッパーが作られてた。
ぶぶにゃん達が走っている間に準備していてくれたのである!!)
(らんくす君ってば泥んこ、べこべこ。)
その間、実は、あったかいコンテナハウスの中で、ぶぶにゃんぐっすり。
〃(∪@@∪) ぐぴ~ぃzzZZ
チーフ 『もうすぐ終わるぞぉ。』
(ρ@@-)ねむねむ
目が覚めたときはもうすっかり深夜。
一体、メカニックさん達は何時間作業をしていたのだろう。
みんなぁ~、ありがとぉ~。(ノ@@<。)うっうっうっ
だいぶ背中も楽になってる。
マッサージしてもらったり、ゆっくり寝させてもらっておかげである。
みんな、本当にありがとぉ。
監督 『さぁ、早く宿屋に帰って休みなさい。』
昨日に引き続き、メカニックさんだって極寒の中、長時間の作業を強いられている。
でも、パルクフェルメに車を入れたぶぶにゃんとひげおぢさんに、先に宿屋に帰るようにと監督は指示。
それも、TRDのIさんの運転で先に宿屋まで送ってもらう。
ありがとぉ。
みんなほんとにありがとぉ。
お風呂入って、今日は一分でも早く寝るよ。
だって、明日があるんだもん。
明日また、ラリーが出来るんだもん。
プル、今日もありがとう。
さぁ、とうとう残すはLEG3。
明日もがんばるよ。
お休み、プル。
無事にゴールまで辿り着けるのか、らんくすの真の実力は見られるのか。
そんなこんなのお話はまた次ね。
まだあきらめない!作戦断行!らんくす君??~ラリージャパン2007参戦記(21)~ [ ラリージャパン2007]
昨日は、ぶぶにゃんが所属させてもらってる、フィリー・オート・スポーツ・チームの新年会。
食べて飲んでいろんなお話聞いて。
とっても楽しかったです。
そんな中、ブログのお話も出ました。
ぶぶにゃんだけでなく、FILLYにも他にブログしてらっしゃる方がいます。
ラリーのドラもナビも出来る今やレーサー!のブログです。
こちらもぜひぜひご覧下さいませ。
で、飲んだので、帰宅後はとりあえず“ウコンの力”
これは効きます。
飲んだ後でも効きます。
次の日に全然残らない!!
って安心してたら、朝もはよから激痛に襲われました。
痛ぁ~い!!
足がつったんです。
はぁはぁはぁ。
悲鳴をあげつつ、息もぜぇぜぇ。
あまりの痛さに吐き気も。
(=^‥^=)ニャ?
にゃんこ達もわらわら寄ってくるものの、さすってくれるわけでもなく‥‥。
あぁ、お前達‥‥。
久々の足つり。
痛かったぁ。(・@@・、) グスン
お酒と足つりってなんか関係あるんでしょうか?
というわけで、てんやわんやのラリージャパン2007参戦記第21弾です。
ぶぶにゃん 『気を付けて走ってね♪』 ひげおぢさん 『llllll(-_-;)llllll ずーん』 まだ、林道SSが2本残ってる。 ブレーキがほとんど使えない状態でこれを走るってのは、非常に酷。 でも、でもね、ここはナビとしての計算ってのもある。 ブレーキホースも作りなおさなければばならない。 これは絶対、今晩もスーパーラリールールを使って、サービス時間を確保しなければならない。 そこで、問題となるのが、減点。 (1)リタイヤした全てのステージに対してそれぞれ5分減点。 である。 でも、英語の訳にちょっと自信がなかったぶぶにゃん。 実はこの時から作戦を考えていたのである。 我々のチームはサービス時間を稼ぐために、今晩もスーパーラリーを使いたい。 そう、SS19前に離脱しても減点は変わらないのである。 SS17 NIUEO2とSS18 SIPIRKAKIM SHORT をなんとか走りきり、その後離脱すれば、減点は10分で抑えられる。 ぶぶにゃん 『気を付けて走ってね♪』 だから、これがナビとしてのぶぶにゃんの判断、お願いだったのである。 ひげおぢさん、以前のラリーでは、言う事聞いてくれなくて大減点なんてこともあった。 でも今はもう、こういったナビ判断に対しては、ちゃんと聞いてくれる。 ひげおぢさん 『ひどいよねぇ、うちのナビ。 まぁ、その後散々文句言ってたけどねぇ。 あっ、そうだ。 ぶぶにゃん 『今回のラリーも負けないでね♪』 さぁ、SS17 NIUEO2 20.75km。 決して道の状態は良くはない。 怖いよぉ。 それでも、74位/78台中でなんとかゴール。 もう昨日のスーパーラリーで大量減点をくらっている。 でもまだ、我々のラリーは終わっていない。 よし、作戦はうまくいっている!! 次はSS18 SIPIRKAKIM SHORT 4.67km。 スタート直後、真っ暗の中、ライトに反射した三停板が浮かび上がる。 この先はギャラリーコーナー。 ところが、遠くの斜面に明かりが見える。 がんばろう。 ここは61位/78台中でゴール。 ここまで走りきれれば作戦成功である。 さぁ、帰ろう。
ラリー二日目。 そんなこんなのお話はまた次ね。
SS17のNIUEOは20.75km。
SS18のSIPIRKAKIMはSHORTとなり、4.67km。
でも、そのスタート地点まで、午前中SSコースとして使った林道を延々走らなければならない。
そんなこと、分かってる。
いや、それ以上にミッションの問題がある。
LEG1でなんとか治したミッション。
これだってまた再補強しなければ、LEG3は無理だろう。
いや、それですら最後までもってくれるかどうか‥‥。
WRC規定をざっとまとめると、
(2)Legの最後のステージでリタイヤの場合は10分減点。
(3)ノンプライオリティドライバーの場合は、
そのクラス最速タイムに5分加えられたタイムを適用。
(4)最終ステージ後にリタイヤの場合、その最終ステージをリタイヤしたとみなす。
お昼のサービスの時点で、F監督にお願いし、オフィシャルにルール確認をしてもらっていた。
だから間違いない。
で、今日最終SSであるSS20 OBIHIRO4を走りきって離脱した場合、(2)と(4)から減点は10分。
SS20前に離脱した場合、(2)から減点は10分。
一個前のSS19 OBIHIRO3で離脱した場合、(1)からSS二つ分で減点は10分。
それに、サービスパークまでへの道のりも時間を気にせずゆっくり帰れる。
もうチェックが来るぅぅ、時間が早過ぎるぅぅって言ったのにぃぃ、(`@@´)ムフ~ってね。
あの状態で走れって言うんだから!ε- (^、^; ふぅ』
今回、ひげおぢさんがドラとして、ナビぶぶにゃんの言う事をきいてくれなかったことがひとつだけある。
ひげおぢさん 『(・・A;)あせあせ』
あたりはもうすっかり真っ暗。
スタート時、なぜか赤くチカチカ点滅を始めたGPSシステム。
スタートタイムを遅らせ、現場のオフィシャルに確認してもらい、無事スタート。
オンボードカメラもスタート直後、なんと10秒後にもう衝撃で下を向いていた。
カメラ本体を入れていたネット状の小物入れ。
ドアに固定していたものの、衝撃でネットがちぎれ吹っ飛ぶ。
後でリザルトを見ると、A7インテグラのT選手より2分20秒落ち。
でもリタイヤで減点5分くらうよりは少ない。
順位で言えば、もう‥‥。
出来る限り少ない減点で、できるかぎり良い走りでゴールしたい。
だから、ラリーはこびにもこだわる。
長い林道を抜け、スタート地点へ。
過去にここは何度も走った。
だけど、こんなに真っ暗になってから走るのははじめて。
ハザードはたいているものの、ひっくり返って逆さまになった競技車。
その先には、横を向いて刺さっている別の車もいる。
でももう、こんな遅くに観客なんていないだろう、見えないだろうし。
観客達だろうか。
この暗がり、それもこの寒さの中で、まだ残っているお客様がいる。
きっと、車なんて見えないだろう。
ライトの動きを追うぐらいしか出来ないだろう。
でも、まだ見ていてくれるんだ。
きっと、今のらんくす君のライトの動きは遅い。
出来ることなら全開走りを見せたい。
でも‥‥。
いや、それでもがんばろう。
と言っても、後ろの順位は既にスーパーラリー適用でプラス5分のタイムとなってる車ばかり。
それでも、T選手の46秒落ち。
タイムロスを最小限に食い止めたと考えていいだろう。
サービス隊のみんなのところへ!
実はもう、人も車も悲鳴をあげていまいた。
でも、まだまだチームスギヤマ全員の戦いは続きます。