日本車連合でWRC? [ WRCよもやま話]
2005年のラリージャパンの時のお話です。
たしか、スーパーラリー適用のため2時間45分のサービス時間をもらい、
比較的時間に余裕のあった二日目のことだったと思います。
お客様 『すみませぇ~ん。聞いてもいいですか?』
立ち並ぶ各チームのサービステントから競技車輌が通る幅を隔てて、簡単な柵があり、
その外側が、サービスパークに訪れたお客様が自由に歩けるエリアとなっています。
サービスパークを訪れるラリーファンの方々はマナーもよく、
この柵を乗り越えて!なんてことはしません。
とはいえ、簡単な柵。
むしろ有名選手などは、自らこの柵のところまで行き、
握手したり、サインしたりとファンの方と交流しているようです。
そこらへんが、ラリーの飾らない、気さくな部分って感じでしょうか。
で、ぶぶにゃん達みたいなプライベーターはというと、
逆にお客様が呼んでくれたりするわけです。
『なんでセリカなんですか?』、『これ、4WDターボじゃないんですか?』
なんてね。
で、ひとつおもしろかった質問。
お客様 『日産やいすゞが協力しているようですが、車はトヨタですよね。
どういうことなんでしょう?
なんか、そういう活動があるんですか?
日本車の連合みたいな??』
ぶぶにゃん 『(´・@@・`)ブヒ? あぁ~!!』
そうなんです。
このお客様、我がチームのメカニック達を見て疑問に思ったみたいなんです。
というのもね、うちのチームはみなボランティア。
仕事も経歴もばらばらです。
中には、日産関係でメカニックしてた経験のあるメンバー、
いすゞ関係のお仕事をしていたメンバーといるわけです。
で、普段からそのときの”つなぎ”を作業着として使ってるわけで、
この時もほとんどのメンバーが自前のつなぎで作業していたんです。
お客様、このつなぎに目をつけたみたいなんですよね。ハハハ♪(*’@@’)
ぶぶにゃん 『あぁ、つなぎですか?
いえいえ、メンバーがかくかくしかじかで。
みんな自前のつなぎなんですよ。』
お客様 『へぇ~、そうなんですか!!』
そうなんです。
ほんとはね、みんなお揃いのつなぎとかにしたいんだけど、なかなかねぇ。
それでも、ガルーダさんというバイクのパーツやさんから、
毎年何着かずつ、メカニックスーツを提供して頂いてるので、
少しはかっこついてきたかな?
でも、中身は全然変わってません。
メカニックも監督もドラもナビもごくごくふつーの人達です。
なんで、気軽に声かけて、気軽に質問して下さい。オイッス♪( ̄@@ ̄)ノ"
でも、実は、見栄え重視のぶぶにゃん。
少しでもそれっぽく、かっこよくなるように、
テントにのぼりを立てたり、車のカラーリングにはこだわってるつもりです。
だって、せっかく非日常的な夢の舞台なんだから、
みんながわくわく楽しくなるような雰囲気でないとね。
なんで、今年はさらに小ネタを仕込みたいと企んでます。
サービステントに。(-@@☆)Vぶい
そこらへんのお話はまた次ね。
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