FRCラリー2013参戦記 第一話 ~捕らぬ狸のなんとやら編~ [ 国内ラリーよもやま話]
FRCラリー2013。
いんやぁ、ほんと面白かった!
というわけで、久々に参戦記書いちゃいます♪
実はこのラリー、
昨今のラリー屋さん人口減少の上に、群馬、栃茨でも同日ラリー開催という日程が災いしてか、
Cクラス3台、Bクラス3台、Aクラス1台というちょっとさびしめなエントリー数。
ところがどっこい!
ラリーの面白さは台数じゃなかった!
いんやぁ、まぢ面白かった、楽しかった!
楽しかったのは、黒澤館のお食事が美味しかったから?
生ビールもいただけたから?
いやいや、それはやっぱり、ラリーが面白かったから!
この楽しさをお伝えできるのは、参戦記を書けるのは、世界中でこの7台のドラ、ナビ14人のみ。
そうよ、そうなのよっ!
ぶぶにゃんとひげおぢさん、らんくす君のラリー。
いつもながらの何事もなくは終わらないラリー。
長野県ラリーシリーズ第五戦 FRC Rally Mountain Cross in 木曽 参戦記 第一話。
“捕らぬ狸のなんとやら編”をまずはお送りします。
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ぶぶにゃん 『ベストはどんな感じですかぁ~?』
オフィシャル 『ベストですよ。』
o(>@@<)9"うっしゃ♪
(※ボリューム調整にご注意ください。相変わらず 砂利音が大きいです。)
『当然だよ。<( ̄^ ̄)>うっしゃっしゃっ!』
調子に乗ったおぢさんはCクラスKンサーのタイムを聞く。
ひげおぢさん 『22秒だって。』
ぶぶにゃん 『全然速いじゃん。』
ひげおぢさん 『ちっきしょー。』
ぶぶにゃん 『十何秒遅いじゃん、こっちのほうが。』
ひげおぢさん 『ちっきしょー。悔しいなぁ。』
そりゃぁ、ランサーだもん。
無理だよ、おぢさん!
(*¬@ @¬) じぃ~。
2013年10月19日(土)開催。
そう、珍しく幸先良いスタートを切ったのは、
長野県ラリーシリーズ第五戦 FRC Rally Mountain Cross in 木曽。
年寄りドラを労わって、らんくす組は前日から長野入り。
お気に入りのお宿、黒澤館でお風呂に食事を満喫。
土曜は、朝ご飯におにぎりまで作ってもらってお宿を出発。
スタート会場のきそふくしまスキー場には7時集合。
午前中にレキを済ませて、オフィシャルが用意してくれた昼食を頂きつつドラミ。
無事に車検も終わってぇ~。
ってあたりを書いてるとまた膨大な参戦記になっちゃうんで、
ここは泣く泣くすっとばし。
朝から降ってた雨も上がって、ひげおぢさんも干上がって‥‥。
ってわけじゃない。
これでもスタート10分前。
ぶぶにゃん 『おぢさん!ラリーだよっ!スタートだよっ!』
ひげおぢさん 『(_ _)(-.-)(~O~)ファ…(~O~)(-.-)』
無理やり起こして、なんとかスタート。
ぶぶにゃん。
何度出てもラリーの最初はどきどきそわそわ。
レキもしたし、今回のラリーはとってもシンプルな構成。
それでもまずはTC1、SS1を終わらせないと、気持ちが落ち着かない。
TC1に並ぶ前走車達を見てまずは一安心。
次に、他車のTCインの時間を見て二安心。
そして、TC1イン!オフィシャルとお話して三安心。
さぁ、いよいよSS1スタート。
Tukiyozawa-up1 ダート4.205km。
それが冒頭のオンボード映像。
おぢさんは、基本練習なんてしない。
面倒くさいからいやっ、暗い夜はいやっ、ビール飲みたいからいやっ。
行こうと言っても、まず行かない。
今回だって、9月の群サイ走行会で舗装仕様のらんくす君でちょっと遊んで、
その後、急遽このラリーに出るってんてダート仕様に変えて、
でも、ミックスのラリーだからっていつもよりはちょい車高低めにしてみて。
んで、ここらへんはてきとー。
どんなもんかは勿論ぶっつけ本番。
とはいえ、この前のはと車ラリーはぶぶにゃんがやる気満々。
昨年のじぇみちゃんの雪辱戦ってことで気持ちだけは高ぶってたんだけど‥‥。
結果、撃沈。
なので、今回は自分に言い聞かせる。
“ひっそりこっそり無理なくエンジョイラリー!”
これが今のぶぶにゃん達のラリーのモットー。
ラリーに出ること自体を心底楽しむんだいって!
でもねぇ~。
とりあえずSS1はクラスベストタイムを奪取。
それも、5秒くらいちぎってるらしい。
やっぱねぇ、幸先良いとねぇ~。
人間ってのは欲が出てきちゃうんだなぁ。
ヾ(@@^;)ゞうへへ
らんくす君はどう考えたって、舗装は遅い。
その上、ひげおぢさんの得意はやっぱりダート。
ラリー前に決めた作戦を話し出す。
ひげおぢさん 『舗装は二回か。この(ダート林道の)往復で少しずつ稼いでおけばいいわけだな。』
ぶぶにゃん 『また皮算用すると!(カメラマンの)S木さんに捕らぬ狸のなんとやらって言われちゃうよ!』
SS1後、TC2までは時間がある。
ぶぶにゃん 『ちょっとおりよっか。』
ひげおぢさん 『寒いんだもん、モモヒキ履いてるのにこんな寒いよぉ。』
ぶーぶー言いつつ、らんくす君から降りる。
他の選手の皆さんはとっくに車から降りておしゃべり。
タイムを聞きつつ、調子を探りつつ、勝負を意識しながら和気あいあい。
これがいいんだなぁ。
o(*^@@^*)o
Cクラスはインプレッサ2台とKさんのランサーエボ3。
BクラスはFC RX-7、CJミラージュとらんくす君。
Aクラスはミラ。
さらに今回はAからCまで、 クラスを超えて和気あいあい。
これもいいんだなぁ。
o(*^@@^*)o
さぁ、そろそろTC2に向かう時間。
ひげおぢさん 『横で監視してるから手抜けねぇよ。』
ぶぶにゃん 『監視?誰が?』
ひげおぢさん 『あなたが!』
ぶぶにゃん 『監視じゃないよ、監督よ!
残念でしたねぇ、走りにもうるさいナビで!
(●`@@´●)ぶー』
そっ、ナビは現場監督!
<( ̄@@ ̄)>えっへん!
でも‥‥。
ひげおぢさん 『とりあえず、一個ベストとればいいんだろっ?』
ぶぶにゃん 『え゛っ?え゛ぇ゛~!もう気合い終わっちゃったの!?』
おぢさんのナビは大変なんだよぉ。
(T@@T) ウウウ
なかなかスイッチの入らないドラのスイッチをいかに入れるか。
入ったとしてもスイッチが落ちないように保てるか。
SS1はベストを取ったものの、決して最高の走りってわけじゃない。
ぶぶにゃんは知ってる。
(*`@@´*)v ヴイッ
ラリージャパンで何回か見た。
ひげおぢさんのスイッチが入った時の走り。
それもかなりまぢで入った時の走りを。
ひげおぢさん 『やっぱ2(速)と3(速)が離れてんなぁ。』
ぶぶにゃん 『なんかちょっと横に行っちゃてる感じだよねぇ。』
ひげおぢさん 『3だと横に行っちゃうんだよぉ。
2でパワーかけてないとだめなんだよ。
やっぱクロスミッションだよなぁ。』
念願のクロスミッションは、いまだ念願のまま。
ないものはない、お金ないんだから仕方ない。
ノーマルミッションの上にへたったエンジン。
かつて感動したトヨテックの加速感は今やない。
トヨテックが入った音がするだけ。
でもさっ、いいじゃん。
おぢさん、頑張って走ってよ!
p(^@@^ q=p ^@@^)q ガンバッ♪
さぁ、次はSS2。
おぢさんの走りを見たいのよ、見せてよ!
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さぁ、まだまだラリーは続きます。
ライバルはRX-7にミラージュ。
いろんな車種がいろんな作戦で戦う。
これがまたラリーの面白いとこだったりするんだなぁ。
というわけで、う~ん、しびれるぅぅぅってなお話はまた次ね。
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